隠居した、味のある3人組
- Lantana-kap
- 2022年6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
風野真知雄
初秋の剣 大江戸定年組
Lantana-kapです。
今日は昼からかなり眠くて、起きたら
19時でした。
春眠暁を覚えず、が頭に浮かんできましたが、
使用例としては間違っていますね。
お恥ずかしい話、ことわざだと思っていたのですが、
調べてみると、春暁という詩の一節でした。とても心地よい詩ですね。
今日の私、
週末日の眠気は抗えない
でした。
~ ~ ~ ~ ~ ~
私の中では、名作時代小説でもあり、ミステリーでもあり、
風野真知雄作品との
初対面でもありました。
職を退いて、隠居し始めた2人の武士と
1人の商人が、
色々な事件を解決していく
時代小説です。
この3人、まだまだ働けるし
頭も体も動くので、
時間を持て余しています。
3人で初秋亭と名付けた隠れ家を借りて、自由気ままに生活しています。
まず、うらやましい。
私も引退したら悠々自適な生活を仲間と送りたいと思わされます。
また、3人の定年組を囲むキャラが、
いちいち個性的でおもしろいです。
頼りない息子、色っぽい唄の師匠など・・・
そしてなにより、持ち込まれる、巻き込まれる事件が完全に
ミステリー要素を含んでいて、
とても引き込まれます。
小さなものから大きいめな謎まで
幅広く、そしてユーモアたっぷりに
読ませてきます。
風野真知雄作品が好きになったきっかけのシリーズ1作目。
ぜひ、おすすめです。
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#江戸定年組
#二見時代小説文庫
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