異色の恋愛小説、ミステリー?
- Lantana-kap
- 2022年9月22日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年11月3日
中田永一
吉祥寺の朝比奈くん
Lantana-kapです。
電車に乗り遅れる事は、年に何度かありますが、
メールに乗り遅れることも、年に何度かあります。
5-6人くらいでメールしていると、最初は、資料確認できた的な
他愛もない返信がきてるので、私も今日中に返信しようと、
夕方あたりPCを開くと、11通くらい重なっているんです。
どうも議論しているらしいのですが、
申し訳ないのですが、見るのが面倒くさい。
完全に乗り遅れています。
メールの乗り遅れは、、、面倒くさいです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
とても面白い、5つの短編なのですが、
普通の恋愛小説とは違って、シュールさや、ミステリー要素
文章に詩的感覚を感じさせる、
不思議な作品です。
後ろのあらすじを見ると、嘘がひとつのkeyになっているようですね。
確かにそう思います。
交換日記に隠された嘘
落書き事件の真相に関する嘘
友情に関する嘘
隠し通したい嘘
等々、すべての短編に、ミステリー要素、詩的表現、そしてシュールさというか
独特の世界観を感じます。
表題の、吉祥寺の朝比奈くんが、やはり面白かったですが、
三角形はこわさないでおく、も好きですね。
中々出会えない作品だと思います。
乙一 氏と旧知の仲らしいですね。
記憶に残る小説です。
#中田永一
#吉祥寺の朝比奈くん
#乙一
#祥伝社文庫
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