検査の安全性・妥当性
- Lantana-kap
- 2022年12月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月16日
臨床画像11月号 2022
Lantana-kapです。
だらだらとした、休日を
今日は過ごしています。
午前中はアニメを見て、
ちょっと涙したりしていました。
ちょうど今、お昼ですが、
コーヒー飲みすぎて
胃が少し痛いかもです。
不毛な、前説でした。
~ ~ ~ ~ ~ ~
前回は増刊号に関して書きました。
今回は11月号。
特集1は希少症例についての画像診断でした。
胸部、肝・胆道系の症例はいくつか
聞いたことがりましたが、
その他は、恥ずかしながら知らなくて、
学びになりました。
ただひとつ、これは、全ての
画像診断雑誌に言えるのですが、
確定診断のつけ方をあまり詳細に書いていないものが
多いです。
常勤の放射線科医が在籍する施設なら良いですが、
遠隔読影を用いている施設などでは、
何かおかしな所見があった時、
依頼医師から
「次は何をすればいいの?」
と聞かれることが多いです。
画像所見におもきを置く雑誌なのは重々承知していますが、
「確定診断のつけ方」などの、別項目を設けてもらえると
うれしいです。
続いて、
特集2ですが、
数少ない放射線科医が、安全性・妥当性を考えて、
検査プロトコルを指示している、実例が紹介されていて、
貴重だなあと思いました。
これは、永久保存版です。
ですが、
唯一、序説がひっかかるんですよね。
この記述だと、
・日本における放射線科医の数は極端に少ない
→よって検査の適応を決めるところに放射線科医
の権限が及んでいない。
という論旨に解釈できます。
これは、因果と相関の誤りな気がします。
*あくまで私見です。
少なくとも、民間病院に勤めている私
の経験から、
放射線科医が自ら、検査の適応を積極的に
決めているところを見たことがありません。
むしろ、放射線技師から、放射線科医へ、
検査プロトコルの確認に伺うことが
ほとんどで、
放射線科医は、読影しかしていないイメージです。
しかもこの施設は、1日の読影が30件ほどで、
2名(1名常勤・1名非常勤)の医師が在籍しています。
放射線科医が、積極的な検査の安全性・妥当性を
考えることがなくなっている現状もあり得るのでは?
と考えたくなります。
あくまで放射線技師目線での考察なので、
医師の間ではすでにそういった指導や
教育がなされているかもしれませんので、
今後、放射線科医業界の動きが非常に気になります。
だらだら書きましたが、
今回の号も、特に特集2は、
各施設の、放射線科医の奮闘ぶりに
感服するし、
せきららに現状を語っているのも、
すごいです。
貴重な特集記事だと思います。
毎回購読が楽しみです。
現場からは以上です。
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