挑戦と挫折と発見と
- Lantana-kap
- 2022年4月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月15日
渡辺佑基
ペンギンが教えてくれた物理のはなし
Lantana-kapです。
学会シーズンですね。
春の学会は大体、
総会的な大規模学会が多いので、
私は秋に絞ってエントリーを考えています。
そろそろ締め切りなのですが、
まだ抄録書いてない・・・
~ ~ ~ ~ ~ ~
突然ですが感想です。
学者が書いたとは思えないほど文章が面白く、
非常に読みやすかったです。
学者だから面白いのかな。
このジャンルの書籍は
おそらく初めてだったんじゃないかなあと思います。
ゆる言語学ラジオで、
堀元見氏が紹介しており、
興味を持ったので購入した経緯です。
著者は生物学者です。
バイオロギングという手法と用い、
動物のからだに取り付けたセンサーで
その動物の行動を長期間にわたって観察する事で、
著者がどんなおもいをしてきたか、
ユーモラスに、
時にはシリアスに描いた作品です。
バイオロギングには
色々な種類があるということを知れます。
対象の動物が、
ペンギン・マグロ・サメ・アホウドリなど
多岐にわたって面白い。
魚の回遊速度の常識がやぶられたりして、
新鮮な発見が多い。
(サカナだけに、というわけではないです)
調査中の生活・食事の様子などがリアルに伝わる。
失敗経験を、リアルに書いている。
(機材が回収できず、とてつもない出費になる等)
タイトルのとおり、
物理の公式を非常に分かりやすく紹介している。
私にとって大好きな一冊になりました。
何度も言いますが、
小説家ですか?っていうくらい
秀逸な言い回しが多く掲載されています。
本読みの方なら、とても面白く読めると思います。
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