情熱的なエッセイか
- Lantana-kap
- 2022年9月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
ナシーム・ニコラス・タレブ
望月衛 訳
ブラック・スワン(上)
Lantana-kapです。
積読という概念があって、
いろいろ解釈があると思いますが、
本を読む人に、用いる言葉ですよね。?
普段本など読まない人が、
流行りにのって、買ったはいいけど
読まないのは、積読というのかなあ
読書が好きな人が、欲しい本を買いすぎて
順番が回ってくるのが遅い、
という、概念で、私はとらえます。
ただ最近、積読本、多くなってきました。
~ ~ ~ ~ ~ ~
今、ブラックスワン読んでるというと、
映画のほうを想像されてしまいます。
ファスト&スローに
紹介されていた作品なので、
是非もなく買いました。
古本でしたが。
ブラック・スワン(黒い白鳥)とは、
まずありえない事象のことであり、
3つの特徴を持つ
事象の不確実性について、人はどのような行動をとるか。
予測は可能なのか。
上巻では、このような趣旨のことが書かれています。
今回は、難しい本だという認識で
読みながら本にペンでチェックを入れていきました。
ただ、著者か翻訳者がそうなのか、
すごく、情熱的というか
感情的なエッセイを読んでいるようでした。
もちろん、実証や実験など
裏付けは完璧です。
なので
難しくて読むのに時間はかかりましたが、
面白かったです。
放射線技師の私としては、
医療に関する話題もあったので(ガンに関すること)
そこが印象的でした。
印象的だったのは、サンプルを集めて、
多くのデータの中に影響をおよぼす1があるかどうかで
月並みの国(およぼさない)と、果ての国(およぼす)という
表現を用いていたことです。
下巻も楽しみです。
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#望月衛
#ブラックスワン
#ダイヤモンド社
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