百田尚樹
影法師
Lantana-kapです。
先日息子の運動会でした。残念なことに途中から雨になって、残りの競技は延期されてしまいました。
延期日には仕事で参加できず、ダンスやかけっこは見ることが出来ませんが、先日の息子の楽しそうな顔は、競技を見るより収穫があったと思います。
相撲の世界では、試合より練習の方が迫力があるといった通の言葉があるようです。(出典不明)
ちょっと例えが違うか・・・
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永遠の0で有名な百田尚樹氏の
作品です。
私が読んだ百田作品の中で
ダントツ1位です。
ざっくり紹介しますと、時代小説です。
勘一と彦四郎、二人の武士の物語です。
その二人は竹馬の友であり、深い絆があります。
彦四郎は文武両道、勘一は愚直な性格の持ち主。
「ある出来事」をさかいに、彦四郎が藩を逐電するところから物語が急変します。
なぜ、彦四郎は逐電したか、
そして「ある出来事」の理由とは。
読んでいくうちに一気に引き込まれてしまい、気付いたら読了している。
そんな作品です。
泣けます。
そして表題、影法師の意味がわかります。
いや、何となくわかりますにとどめておきます。
最後の最後でこの作品には仕掛けがあって、(講談社文庫)
それを読むと一気に見方が変わります。
単なる男同士の葛藤や友情を描いた作品ではないと言うことだけ、
お伝えして締めます。
#影法師
#百田尚樹
#講談社文庫
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