引用ミステリー 最高 杉浦李奈

松岡圭祐

エクリチュール

新人作家・杉浦李奈の推論

Lantana-kapです。

突然ですがもつ煮込みの話です。

私はもつ煮込みが大好きなのですが、

妻はあまり好みません。

ただ、実家のもつ煮込みは臭み(匂い)がないから好きなんだそうです。

私は臭みも含めてもつ煮込みが好きなんですけどね。

料理に対する解釈の違いだと思います。おもしろいと思いました。

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万能鑑定士Qシリーズでおなじみの、

松岡圭祐作品です。

このシリーズ、また1冊しか読んでいませんが、引用が半端ないです。

引用ミステリーといっても過言ではないのでしょうか。

芥川龍之介、川端康成、太宰治、様々な作家が出てきます。

まさかコンビニ人間まで登場するとは・・・

主人公の杉浦李奈はラノベ作家で、

とある新進気鋭の作家と対談する

のですが、

その作家に盗作疑惑が持ち上がったところから、話が始まります。

相変わらず、松岡圭祐作品は、

先が読めない。

最後まで結末は分からなかったです。

松岡圭祐作品のすごいところは、

これ完結する？と思わされるところ。

この巻、前編かな？と思うくらい引っ張らせ感が強いです。(私見)

でもしっかり完結するんですよね。

スマートに。

そして泣かせてくる。

このシリーズ、続きが楽しみで

しょうがありません。

新人作家杉浦李奈の推論Ⅱの記事はこちら

新人作家杉浦李奈の推論Ⅲの記事はこちら

新人作家杉浦李奈の推論Ⅳの記事はこちら

新人作家杉浦李奈の推論Ⅵの記事はこちら

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