小川糸
食堂かたつむり
Lantana-kapです。
愛着のあったワイヤレスイヤホンを、
先日、片方落としてしまい、
翌日は仕事だったので、翌々日に探しに行ったら
なんと見つかりました。
ただ、悲しい姿になっており、
できれば丁重に葬ってあげようと思います。
いままでありがとう。
~ ~ ~ ~ ~ ~
結構昔に読んだ作品なのですが、
今でも覚えているくらい、インパクトの強い物語です。
基本、主人公の娘と、おかん、そして豚の生活です。
夢破れた主人公、倫子が、嫌いだった母を頼って、帰省します。
倫子はたくさんのものを失ったため、ショックで声が出せません。
プロの料理人を目指していたので、倫子の料理はめちゃめちゃすごいです。
そこで倫子は、小さな食堂を開店するのですが、
そこで、食事をしたお客たち、倫子の料理を食べた人たちには
奇跡が起きます。
カレー、スープ、フルコース、お茶漬け、いろいろな料理が登場して、
しかも、料理の描写が細かいので、全部おいしそうです。
もちろんそれだけではなくて、
料理を通じて、いろいろな感動があります。
親子の絆も、そして豚も。
変な言い方します。
浅い感想ですが、深い作品です。
ただ感動するだけではなく、いろいろ考えさせられます。
そして豚がやばい。
声を失う代わりに・・・、人魚姫にプロットが似ている。
書きながら、いま思いました。
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