大好きな作家を101記事目に
- Lantana-kap
- 2022年9月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
恒川光太郎
夜市
Lantana-kapです。
やりたくない仕事はたくさんありますが、
私の場合「仲介」だけは、
本当にやりたくないですね。
この場合、間に入って窓口になる
という意味の仕事ですが、
お互いの意図をお互いに伝える、
これが本当につらい。
大抵、変な伝言ゲームみたいになるので
私に非がある的なことになります。
今、1件かかえている仕事が、
仲介です。
ああ本当、早く終わってほしい。
~ ~ ~ ~ ~ ~
美味しいものは最後に、
という発想で、
100記事書いたら、紹介しようと
思っていました。
この夜市、はっきり言って名作です。
ジャンルはホラーですが、
ファンタジー要素が強く、人の内面を描くので、
怖いという印象はありません。
どちらかというと、深く心に刻まれるような
作品です。
ただ、不思議なことに、私だけかな、
どんな作品?と聞かれても、時間がたつと
覚えていないことが多いのです。
そのたびに、再読するのですが、
そのたびに、引き込まれ、
そのたびに、美しい余韻に浸れます。
文章も本当にきれいです。
夜市は、妖怪たちが商売する不思議な市場で
何でも売ってます。
これは、そこに迷い込んだ兄弟の話です。
いろいろ書きたいこともあるのですが、
夜市にはもう一話収録されており、これも
同じくらい秀逸です。
風の古道という作品ですが、
こちらのほうが好きという人もいます。
名作が2作品収録された、超名作ですね。
読みすぎてボロボロです。
#恒川光太郎
#夜市
#風の古道
#角川ホラー文庫
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