名(迷)コンビといえばこれ
- Lantana-kap
- 2022年8月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
東野圭吾
マスカレード・ホテル
Lantana-kapです。
久々の土曜日休みです。
私の仕事は平日同様、基本的に勤務なので、
土曜日に休めるのは嬉しかったりします。
朝少し遅めに起きて、あまりだらだらせず買い物などし、
食事をとって昼寝する。
なんだかんだで夕方ですが、有意義な1日です。
明日(日曜日)が仕事じゃなければ・・・。
息子のアサガオで癒やされてから出勤します。

~ ~ ~ ~ ~ ~
ホテル・コルテシアで巻き起こる様々な事件を、潜入刑事と、フロントクラークのコンビが見事に解決する。
シリーズ1作目です。
言わずと知れた名作・傑作ですが、東野圭吾氏は天才なんだと思わされます。
すべての作品を読んだわけではありませんが、
大抵、一気読みです。
鉄板作家と呼んでしまいますが、そのうちの1人です。
絶対はずれなし。さすが、と思わせる。
この作品のおもしろさの一つは、
コンビです。
ホテルマンとして潜入した刑事、新田と、
ホテルのフロントクラークとして働く山岸。
この2人がめちゃめちゃ掛け合って、この作品を面白くしている気がします。
新田は刑事の経験から、客の違和感を見抜く。
山岸はホテル勤務の経験から、犯罪のにおいを嗅ぎ取る。
一見ちぐはぐな職種の2人が絶妙に絡みます。
おもしろさのもう一つは、取材力の高さですかね。
ホテルマンの常識なんて、素人にはわからないのですが、
この作品では、ホテル従業員がどのような仕事をどのようなスタンスで
行っているか、非常に細かく描いています。
*ホテル勤務の経験はないので、あくまで私見ですが。
しかも、その説明がくどい訳ではなく、うまくストーリーに組み込まれていて、
さすがの一言ですね。
べた褒めの一品です。
#マスカレードホテル
#東野圭吾
#集英社文庫
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