石持浅海
Rのつく月には気をつけよう
Lantana-kapです。はじめまして
私の読書デビューはちょっと遅くて25歳くらいです。
職場の放射線科医から「本を読め」と勧められたのがきっかけですね。
もちろん25歳まで全く本を読まなかったわけではないのですが、
年間の読書量が爆発的に増えたのはこの時期でした。
この話は後日したいと思います。
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さてこの本、概要蘭には“傑作グルメミステリー”と書いてあるのですが、分類が難しい。
ミステリーではあるのですが恋愛要素も強く、ちょっと泣けたりするんですよね。
7話の短編からなっていてシチュエーションは概ね同じです。
3人の気心知れた仲間(湯浅・長江・熊井)が宅飲みをして、そこに毎回ゲストが1人参加する。ゲストの何気ない話を聞いた長江という青年が推理するといった内容です。
この長江を湯浅が“悪魔が裸足でにげだすほどの頭脳の持ち主”と表現しているのが私はとても好きで、確かに推理力めちゃめちゃすごいんです。
グルメミステリーと言うことだけあって毎回、酒と肴が登場するのですが、定番でおいしそうなものから少し首をかしげたくなるものまで色々出ています。
さて、私が初めての投稿をこの小説にしようと決めていたのは、この3人、強い酒を飲みながらもめちゃめちゃ雄弁なんです。
私もお酒が好きで毎日のように飲みますが、晩酌をしながらブログを雄弁に語るまでのことはおそらく出来ません。
定期的にブログを更新するにはお酒を控える必要があるなあ、、と考えていた時に頭に浮かんだのがこの作品です。
何度読んでも、大変おもしろい作品なのでとてもおすすめの一冊です。
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#ミステリー
#祥伝社文庫
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