再読はしたくないけど、最高の衝撃作
- Lantana-kap
- 2022年11月15日
- 読了時間: 1分
我孫子武丸
殺戮にいたる病
Lantana-kapです。
人間の行動の95%は昨日とおなじ、
という、報告があるそうです。
過言な気がしますが、
考えてみると、確かに、
同じ道、同じコンビニ、
同じ時間に出勤してるし、
抽象化すると、大部分が、
同じでした。
悪いことではないと思いますが、
おもしろみの、ない、
人生送ってるなあと、
考えてしまう。今日この頃です。
~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、本作品。
はっきりいって、衝撃作です。
猟奇殺人の話ですが、
まず、
描写がリアル!
自分がそこにいるような感覚です。
なので、結構なダメージがあります。
*ここでいうダメージはいい意味です。
色々な登場人物の視点から、
物語を書いているところも、
立体的なリアルさというのでしょうか、
通常のミステリーとは少し違います。
そして、
ストーリーが秀逸。
ただの、グロイ作品ではなく、
しっかり、考えられた、
ストーリーと、
トリックで、
魅了されてしまいました。
ただ、本当に申し訳ないのですが、
再読は、もう5年ほど待ってほしいかなあ、
と、思わせるほど、
インパクト大な、傑作です。
読書初心者には、
おすすめできません。
現場からは以上です。
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