長江俊和
出版禁止
Lantana-kapです。
父の日ということで、息子が私にマスクケースを作成してきてくれました。
とても嬉しくて、出かけるときは必ず
バッグにいれています。
大好きな人からプレゼントをもらうと
ダメですね。
どうしても、お返ししたくなっちゃう。
息子の喜ぶ顔が目にうかびます。
~ ~ ~ ~ ~ ~
表紙からして引きつけられる装丁で、
思わず購入してしまいました。
多分いつも行く書店ではなく、
仕事の合間にふらりと入った小さめの
書店だった事も、
意外と覚えています。
掲載禁止となったルポルタージュ、
「カミュの刺客」
心中して生き残った女性を取材する
ライターの原稿がメインで
掲載されています。
ライターはその女性をインタビューしたり、周囲の人間、周辺を取材していきます。
途中から雲行きが怪しくなっていきます。
まあでも、私も普通よりは本を読んでいますから、展開が変わっても
そんなに驚いたりしません。
最後まで読み切った後、
絶対読みかえします。
そして衝撃を受けます。
描写がすこし過激な部分もあるので、
いい気分ではないかも知れませんが、
やられた!
と実感させられます。
久しぶりに、構成や結末に驚かされた
作品でした。
一読の価値ありです。
#長江俊和
#出版禁止
#新潮文庫
Comments