一川誠
錯覚学
知覚の謎を解く
Lantana-kapです。
だんだん暖かくなってきて、ツツジからアヤメ、アジサイ。そしてランタナの季節が来ます。
私は花が好きですが、どちらかというと、いわゆるツツジのお寺とか、アヤメ祭りなどのイベント系ではなく、
散歩の途中で見つけたヒルガオとか、公園の何気ないマーガレットなんかを発見して写真に収めるのが好きです。
特に息子と一緒だと今はとても幸せです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
錯覚に学問があるんだと思ったのが第一印象で、胸部のレントゲンを比較していると、何か視覚的に違和感を感じることがあって、
比較して変わらないと思った画像を計測したら、意外と変化していたり、その逆もあって、調べていくうちに錯視にたどり着きました。
3冊くらい購入してすべて面白かったのですが、今回はこの書籍を紹介します。
視る事に対する錯覚の話が多いです。
例えば斜塔錯視。
同じ角度で撮影した2枚の画像。ここではピサの斜塔として、並べると斜塔の傾きが変わって見えます。
こんな感じの錯視が多く取り上げられており、
胸部画像を長方形のフレームで撮影した場合と、正方形で撮影した場合の、
心臓の大きさの比較が、錯視によって歪められている可能性があったり、
背景が白か黒かでコントラストが変化したりと、業務に役立つ情報が多く掲載されています。
その他、地平線の月が大きく見える理由や、2Dテレビを3Dテレビにする方法など、日常の面白情報も掲載されており、とても読みやすいです。
これからもこの書籍には助けられそうです。
#一川誠
#錯覚学
#知覚の謎を解く
#集英社新書
コメント