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業務に役立つ教養書

更新日:2022年11月3日

一川誠

錯覚学

知覚の謎を解く


Lantana-kapです。


だんだん暖かくなってきて、ツツジからアヤメ、アジサイ。そしてランタナの季節が来ます。


私は花が好きですが、どちらかというと、いわゆるツツジのお寺とか、アヤメ祭りなどのイベント系ではなく、


散歩の途中で見つけたヒルガオとか、公園の何気ないマーガレットなんかを発見して写真に収めるのが好きです。


特に息子と一緒だと今はとても幸せです。


~  ~  ~  ~  ~  ~


錯覚に学問があるんだと思ったのが第一印象で、胸部のレントゲンを比較していると、何か視覚的に違和感を感じることがあって、


比較して変わらないと思った画像を計測したら、意外と変化していたり、その逆もあって、調べていくうちに錯視にたどり着きました。


3冊くらい購入してすべて面白かったのですが、今回はこの書籍を紹介します。


視る事に対する錯覚の話が多いです。


例えば斜塔錯視。


同じ角度で撮影した2枚の画像。ここではピサの斜塔として、並べると斜塔の傾きが変わって見えます。


こんな感じの錯視が多く取り上げられており、


胸部画像を長方形のフレームで撮影した場合と、正方形で撮影した場合の、

心臓の大きさの比較が、錯視によって歪められている可能性があったり、


背景が白か黒かでコントラストが変化したりと、業務に役立つ情報が多く掲載されています。


その他、地平線の月が大きく見える理由や、2Dテレビを3Dテレビにする方法など、日常の面白情報も掲載されており、とても読みやすいです。


これからもこの書籍には助けられそうです。


#一川誠

#錯覚学

#知覚の謎を解く

#集英社新書







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