イアン・マグワイア
高見浩 訳
北氷洋
Lantana-kapです。
今、憂鬱です。歯の詰め物が取れて
しまったからです。
歯医者嫌いな人は多いと思いますが、
私もその1人で、
極力行きたくないのですが、1週間ほどひっぱって、奮起して、
今週予約しました。
ああ、行きたくない。
~ ~ ~ ~ ~ ~
この作品は、2-3年前の大晦日に読了
した作品で、
今でも鮮明に覚えています。
ざっくりいえば
捕鯨船が、イギリスから北極海を
目指して航海する話なんです。
時代は19世紀、
そして主人公はアヘン中毒のサムナー
という船医。
昔の捕鯨船の話なので、当時の過酷さがまじまじと伝わってくるんです。
少し汚い話、汗や糞尿のにおいなどの
描写です。
そして、もちろん
それだけでは終わりません。
ちょっとネタバレになりますが、船内で事件が起こり、
さらに過酷な状況へと、船員達は巻き込まれていきます。
本当にその過程や、
生き残るための手段が、
見事なまでにリアルに、いや、
リアルをこえて描写されているので、
賛否が分かれる作品かもしれません。
ただ私は、ここまでのサバイバル作品を知りません。
すごいの一言に尽きると思います。
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#北氷洋
#新潮文庫
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