道尾秀介
透明カメレオン
Lantana-kapです。
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今回は道尾秀介氏の作品を紹介しようと思います。
色々読んだのですが、一番印象に残っている作品はと聞かれたらこの作品ではないでしょうか。
定番のざっくりあらすじですが、主人公はラジオパーソナリティで、行きつけのバーがある。バーには仲間がいて会話がかわされていく。
そこに謎の女性があらわれて事件に巻き込まれていく。みたいな感じですかね。
もちろんそれだけでは終わらないのが道尾作品。知っている方も多いと思いますが、すごい展開が待っているわけです。
この作品の肝はやはり「ラジオ」、そして題名の透明カメレオン。
途中いくつか気になる箇所はあるんですが、真実まではわからなくて、最後の最後でもっていかれた時のやられた感。
そして気付いたら涙してます。
「あ--あーーあーー」って私は言ってました。
“みんながつくってくれようとしている新しいその世界を、この足で歩いてみることにした。足下は透明で、とても怖かったけれど、僕には・・・・・”
今後も道尾作品は紹介するつもりです。私の中では別格な作家の一人です。
なので敢えて読みたくない。楽しみが減ってしまうから・・なんて
#透明カメレオン
#角川文庫
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