デヴィッド・グレーバー
酒井隆史 訳
芳賀達彦 訳
森田和樹 訳
ブルシット・ジョブ
クソどうでもいい仕事の理論
Lantana-kapです。
今日のお昼は、お弁当でした。
旬お魚弁当で、何度か食べています。
個人的に好きな弁当の一つです。
でも今日は、漬物の汁がご飯を染めていました。
生理的に受け付けないので、米は半分した食べられませんでした
ちなみに、
漬物の種類で、
気分が上下するので、
宣材写真はちゃんとしたものを、表示してください。
わがままですみません。
~ ~ ~ ~ ~ ~
前回の続きです。
最終的な実用定義
ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在と正当化しがたいほど、
完璧に無意味で、不必要で、有害である雇用の形態である。
とはいえ、その雇用条件の一環として、
本人は、そうではないと、取り繕わなくてはならない様に感じている。
何度も書きますが、本人が自覚していることが大切です。
5類型を、かいつまんで書きます。
1.取り巻き
誰かを偉そうに見せたり、気分を味わわせ足りするためだけに存在
・ドアマン
・1日1回の電話を受ける受付嬢
・自分の下で働いている従業員の数を自慢するだけに雇われた仕事
等
2.脅し屋
雇用主のために他人を脅したり欺いたりする要素を持つ。
そのことに意味を感じられない仕事
・商品の効用を誇張してみせる仕事
・保険加入などの勧誘
・無料キャンペーンの紹介 等
3.尻ぬぐい
組織の中の存在してはならない欠陥を取り繕うだけの仕事
・ソフトウェアの帳尻合わせ
・社員の報告書の校正
・バカバカしい開発者のエラーの指摘 等々
4.書類穴埋め人
組織がやっていないことをやっていると主張するためだけに存在する仕事
・使われないデータのリスト化
・専門用語をちりばめたり、体裁を整える報告書の作成
・役に立たないが、報酬が請求できる製薬会社の報告書作成
等
5.タスクマスター
他人に仕事を割り当てるためだけの存在
・いなくても仕事が回る、中間管理職
・仕事に対する自己管理できている、スタッフの上司
・上記4類型のブルシットジョブを必要とする人材管理者
身近だと思うのは、タスクマスターです。
放射線技師なのに、放射線業務をせず、
デスクワークしかしない上司や中間管理職は、
確かに存在します。
さらに本書では、
ブルシットな仕事ほど収入が高く、
社会的価値を破壊していると
書いています。
逆もしかり
破壊
・シティの銀行家
・広告担当役員
・税理士
産出
・病院の清掃員
・リサイクル業労働者
・保育士
本当に、色々な面で、
新しい発見をさせてくれた本でした。
ただ、
理解度は2割かなあ
現場からは以上です。
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