米澤穂信
愚者のエンドロール
Lantana-kapです。
個人的に、
あまり食べない料理って
皆さんもひとつくらいはあると
思いますが、
あくまで個人的な意見で、
ジャージャー麺がよくわかりません。
麺に肉味噌までは、
ありかなと思うのですが、
その上にキュウリ。
私の理解を超えてしまって、
おそらく40年ちょっとの人生で、
2回ほどしか口にしていないと思われます。
戯言でした。
~ ~ ~ ~ ~ ~
古典部シリーズ(氷菓シリーズ)の2作目ですね。
大体のあらすじは、
文化祭で発表する未完成のミステリー
映画の、犯人を特定してほしい
と、古典部に依頼が持ち込まれ、
解決に向け、
折木・千反田ら、
いつもの面々が奮闘する話です。
この作品、本当に素晴らしいです。
2点あります。
まず、
アントニー・バークリー・コックスの「毒入りチョコレート事件」
の手法を用いている事。
この作品を読んでから、
毒入りチョコレート事件読みましたが、
本当に面白かったです。
もう一点、これは全シリーズに言えることですが、
若者ならではの葛藤が
見事に描かれていることです。
高校生の青春。私はここまでの青春を
送れていたか、うらやましいとも
思います。
ばらばらに紹介していますが、
古典部シリーズは名作です。
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