不朽の名作は、今もそしてこれからも
- Lantana-kap
- 2022年4月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月15日
藤沢周平
たそがれ清兵衛
Lantana-kapです。
久しぶりに外食しようと思い息子と行った幸楽苑が閉店しておりました。
やはりこの時世だからでしょうか。
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異世界転生ものと同じように、
ひと昔前に流行ったジャンルが“実は強かった系”じゃないかと思います。
勝手に命名しておりますが、
「るろうに剣心」なんて代表作ですよね
この原点となったのが、藤沢周平作品だと私は考えています。
今回紹介するのは たそがれ清兵衛
ベタ中のベタな時代小説と言えばそれまでですが、私はほんとに大好きです。
映画化もされたので知らない方はいないと思います。
藤沢周平の短編集で、たそがれ清兵衛自体は50ページほどです。
この作品、“実は強かった系”の集合した名作なんです。
先ほど紹介した、るろうに剣心は、幕末の人斬りが明治の世に るろうに(浪人) として生きているのですが、ひとたび事を構えればめちゃめちゃ強い、という設定の和月伸宏氏の傑作漫画です。
たそがれ清兵衛は、ある流派で免許皆伝や名人と言われた主人公達が、様々な事情からそれを隠して生きており、ある事がきっかけでばれる、といった話です。
それぞれの短編に味があり、全く飽きません。
藤沢作品は他にも、秘剣シリーズなどでこういった構成がみられます。
また今後も紹介しますが、町民の話(長屋系)が最高なんですよ。
そして心地よいリドルストーリーの描写が本当に素敵です
まだまだ書きたいことがたくさんありますが、これからも、たそがれ清兵衛のような構成の作品はまだまだ廃れないでしょう。
今回はこの辺で。
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