top of page
検索

いろんな遠まわり

更新日:2022年11月26日

米澤穂信

遠まわりする雛


Lantana-kapです。


この間、リクルート活動にいってきました。


来年度の放射線技師を2名ほど採用したかったので、


学生説明会にブースを出してきました。


若々しい学生の皆さんが、色々な質問


をしてくださり、


とても嬉しい反面、とても疲れました。


この話は、別のブログでしようと思いますが、


就活の職場選びは、高価な買い物をすることと


似ているのかいないのか


~  ~  ~  ~  ~  ~


古典部シリーズ第4弾です。


今回は短編集です。


すべて面白いです。


あとがきで、作者も書いていますが、


ミステリー趣向が、他の作家の、


あの作品を連想させるような作りになっています。


「心あたりのある者は」は、ハリイ・ケメルマンの

九マイルは遠すぎる」を連想させ、


「手作りチョコレート事件」は、アントニイ・バークリーの

毒入りチョコレート事件」を連想させます。


この2作品は読了しましたし、


九マイルは遠すぎるは、このブログでも紹介しました。


毒入りチョコレート事件は、愚者のエンドロールの用い方


が、メインですかね。


*その他にもあります。

「あきましておめでとう」は

ジャック・フレットル 「十三号独房の問題」


私はまだ読んだことないです。



4人の主メンバーが、感情を緩やかに変化させていくという


意味でも、遠まわりという言葉を用いたと、


作者も書いていました。


私としては、折木奉太郎のもどかしさが、遠まわり


だなあ、と思います。


何度も書きますが、どの短編も秀逸で、


本当に面白い。


今のところ6作品シリーズが出ていますが、


私はてんでバラバラに紹介しています。


手に取って、再読したものから書いているからです。







#米澤穂信

#遠まわりする雛

#角川文庫






閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Bình luận


bottom of page